こんにちは!
がくです☀️!
ブログを見にきてくださり、
ありがとうございます!
今回のテーマは
「待つこと」についてです!
こんな経験はありませんか?
✔︎子どもを急かしてしまう
✔︎時間内に終わらないと、
とプレッシャーを感じる
✔︎声をかけても進まない子に
イラッとしちゃう
昔の私です。
その子のことを想って
早くできるように声をかけているのに、
なんだか反応が薄くて
虚しくなってくる…。

自分はまだまだ子どもに
寄り添えてないのかな…
先生として向いてないのかな…
とかなり落ち込みました。
でも、今では
子どもたちが同じ反応でも
虚しくなんてなりません!
なぜなら、反応がないことの
意味を知ったからです!

「無反応に意味なんてあるの?」
なんて声が
聞こえてくるかもしれません。
もちろん、年度当初などの
それぞれの個性が
まだ出てきていない時期は、
こちらも探り探りな部分はあります。
しかし、これも今後につながることだ!
と思えば気づいたら1ヶ月は
あっという間でした。
そしてそのあっという間の1ヶ月で、
それぞれの無反応の意味を
理解する事ができました。
大丈夫です!
このブログを最後まで読めば
あなたも子どもの無反応が
何も怖くなくなります!
「これまでも頑張ろうと思ったけど、
ダメだったんです…。」
と言う先生もいるかもしれません。
これまでうまくいかなかったのは、
自分の気持ちだけが先走って
しまっていたからなんです。
では、一緒に考えていきましょう!

まずはじめに、
子どもたちがなかなか進まない場面を
思い出してみましょう。
一番わかりやすい場面で言うと
”算数で計算をしている時”
この時なかなか進まない子は
何に困っているかわかりますか?
そうです、
計算に時間がかかることです。
この計算に時間がかかる理由としては、
・計算に時間がかかる
・計算方法がわからない
・やる気がない
などいくつかありますが、
そこを見極めるのが最初の1ヶ月です。
その期間から導き出した
この子の進まない理由が
・計算に時間がかかる
このような場合、
急かしていいことありますか?
答えは「ない」です。

なぜなら、計算するために必要な時間は
人それぞれ違うからです。
ある子は1分でできるのに、
その子は5分もかかる。
これ、見方を変えると
この子は5分あれば解ける。ですよね。
なのに、時間がないからと、
3分で切り上げてしまうとどうでしょう?
この子の「できること」を
「できないこと」にしてしまっているのに
気づきましたか?
子どもにとって、
こんな切ないことないですよね。

でも昔の私は
これができませんでした。
授業を計画通りに進めることに
一生懸命。
なんとか計画した通りに
進めなければ…!
今週にはテストをして、
来週には次の単元に入らないと…!
自分のことばかり考えていたから
子どもがどんな思いで
授業を受けているのかなんて、
考える余裕がなかったんですよね。
その結果、子ども達の中で
「早く終わる子、遅くて終わらない子」
というレッテルを貼り始めました。
もう、こうなったら子ども達のつながりを
作ることは難しくなりますよね。
そして、時間をかければできる子達は
「待ってもらえないからもういいや。」
とやる気を失ってしまいます。

では、どうすれば
よかったのでしょうか?
ポイントはこの3つです。
①余裕をもったタイムスケジュール
②早くできた子への対応を考える
③クラス全体で「待つこと」を学ぶ
1つずつ見ていきましょう。

①余裕をもったタイムスケジュール
「当たり前だよ。」
と思ったかもしれません。
しかし、その”余裕”の感覚は
大人のあなたの感覚じゃないですか?
大人の考える余裕と
子どものために必要な余裕は
とても差があることを身をもって
経験したからこそ言います。
子どもにとっての余裕は
よるべきことができて、
その後に時間が余ることです。
授業中に子どもに余った時間を作ると
どうなりますか?
決まっておしゃべりやひどいと
立ち歩きにつながります。
それって先生としては
一番避けたい行動ですよね?
その思考が、子どもの余裕を
作らないようにしているんです。

では、そうなることを見越して
次の②になります。
②早くできた子への対応を考える
「毎回、別の課題を用意するのは無理。」
はい、私も同感です。
時間を使うこと=課題に取り組むこと
とは限りません。
例えば算数なら、先生が板書した計算を
解けた人から手を上げて答える。
国語なら、その時の学習に
関係する言葉集めをする。
生活なら、身近にあった出来事を
早くできた人に伝えにいく。
図工なら、静かに友達の作品を見にいき
素敵だなと思うことを伝える。
体育なら、よりスムーズに体を動かすコツを
教えにいく。
など、見方を変えるだけで、
早くできた子にさらに学習を深める活動は
いくらでも考えられます。

しかし、毎回毎回考えて取り組むのは
ちょっと荷が重いな…。
だからこそ③があるのです。
③クラス全体で「待つこと」を学ぶ
これは、学校で学ぶことの中で
とても重要なことです。
なぜだかわかりますか?
待つことを学ばなくて良いなら、
塾に通えばいいんです。
家庭教師に教わればいいんです。
だってすぐに答え合わせをして、
次に進む事ができるからです。
でも学校って、
社会を学びにくる場所ですよね?
と言うことは必然的に
「待つこと」を身に付けなければなりません。
大人になり、社会に出て
全ての事を待たずに進められること
ってありますか?
基本、待つことがセットですよね?
小学校という小さな社会では
その練習が必要なんです。

そしてその練習とは、
「今から10分待つ練習をします!」
と言ってするものではありませんよね?
学校生活は様々な場面で
待つことをしています。
・朝の会が始まるまで
・授業中に次の活動に進むまで
・休み時間まで
・給食の準備が整うまで
・帰りの会が始まるまで
・係の人が前に出て話すまで
・外部の講師の方が教室に来るまで
・学校全体の行事で全員が揃うまで
あげ出すとキリがないくらい
学校って待ってばかりですよね。
だからこそ、日々の生活や授業の中で
「待つこと」を学ばせる必要があるのです!

今日のまとめです。
①余裕をもったタイムスケジュール
②早くできた子への対応を考える
③クラス全体で「待つこと」を学ぶ
私たちも待つことに慣れていないと
集中力が切れてしまいますよね。
子どもも同じです。
そして大人より素直に
「待てない」を表現します。
「待つこと」でそれぞれの成長につながる
ことをあえて先生が言葉にしましょう!
「最後まで諦めずに取り組めたね!」
「友達の頑張っている時間、
みんなも待てたね!」
先生が意図して子どもと一緒に
待てるようになりましょう!
そうするうちに、
「無反応」=「意図して待つ時間」に
変わり何も怖くなくなりますよ!

それでは、
今日のアウトプットの時間です!
「なんだかいつも活動が終わらずに
次に進んでいるな〜」
と思うことを3つ書いてみましょう!
明日から、その姿が目に入ったら
活動の時間を見直すチャンスです!
活動にたっぷり時間をとってみたり
できた子と取り組める活動を入れたり
あえて全員ができるまで待ったり
少しずつ取り組んでいくことで
子ども達と先生の
「待つこと」への力が成長してきますよ!
では、どのような場面で待てていないか
公式LINEにてお待ちしています!
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