こんにちは!
がくです☀️!
突然ですが、あなたはこんな場面に
遭遇したことありませんか?
「先生、〇〇くんが悪いんです!」
「△△ちゃんが先にやったんだよ!」
子どもたちの喧嘩に向き合うと、
つい“どっちが悪いか”を
探してしまいますよね。
これは先生なら
誰もが陥りやすい罠かもしれません。
でも、そんな仲裁の仕方を続けていると、
実はとても大事なものが失われていくのです。

それは子どもたち自身の
【気持ちを伝える力】です。
なぜだかわかりますか?
喧嘩のたびに「どちらが悪いのか?」
という視点で仲裁していると、
子どもたちは次第に「自分が悪くないこと」を
証明することに必死になります。
本当は伝えたい気持ちがあるのに、
その気持ちが隠れてしまうんです。
そして、気づいたときには、
子どもたちは自分の本音を押し込め、
人との関係を「勝ち負け」でしか
捉えられなくなっているかもしれません。
それって喧嘩は仲裁できても、
お互いの仲を深めることにはなりませんよね?

過去の私は、
「事実を整理して、悪い方が謝ることが正解」
だと思っていました。
でもある日、
クラスで起きた小さなトラブルがきっかけで、
その考えがガラリと変わったのです。

それは、いつも明るく友だち思いなAくんと、
少しこだわりが強くマイペースなBくんとの
喧嘩でした。
「Aくんが勝手にBくんの作品を触った!」
「Bくんがすごい勢いで怒ってきた!」
どちらも自分の言い分を主張し合い、
譲る気配はありませんでした。
「よし、話を整理して、
どちらが間違っていたのかを見極めよう。」
と最初は思いました。
でも、ふと立ち止まったんです。
本当に今、必要なのは
“白黒をつけること”なんだろうか?
正しい子と悪い子を
つくってしまうのではないだろうか?

そこで、私は思いきって
こんな風に聞いてみました。
「Aくんは、どうしてBくんの作品を触ったの?
そのとき、どんな気持ちだった?」
「Bくんは、怒ったとき、
Aくんにどうしてほしかった?
自分の気持ち、ちゃんと伝えられたかな?」
最初は戸惑っていた二人も、
だんだんと自分の思いを
言葉にしていきました。
Aくんは、
「すごいなと思って、真似してみたかった。」
と言いました。
Bくんは、
「大事にしていたから、
勝手に触られてショックだった。」
と言いました。
どちらも、相手を困らせたいわけでは
なかったんです。
ただ、「伝え方」が
うまくいかなかっただけなんです。
その後、二人は
「次からは、真似していいか聞く。」
「触ってほしくないときは、ちゃんと伝える。」と
自分で解決策を考えて相手に約束し、
自然と笑顔を取り戻しました。

では、私たち先生が子どもの喧嘩に
どう向き合えばよいのでしょうか?
以下の3つの視点で
関わってみてください。
①「どっちが悪い」ではなく
「どんな気持ちだった?」と聞く
まずは、ジャッジしない姿勢で
子どもに寄り添うこと。
「どうしてそう思ったの?」
「そのとき、どんな気持ちだったの?」と、
感情の背景を聞くことで、
子どもは安心して話し始めます。

② お互いの話を“翻訳”してあげる
子ども同士ではうまく伝わらない思いも、
大人が間に入ることで整理できます。
例えば、
「Aくんは、君のことを
嫌いだからしたんじゃなくて、
すごいって思ったから
真似したんだって。」
というふうに、
気持ちの“翻訳家”になるイメージです。

③ 伝え合えたことを「成功体験」にする
話し合いのゴールは、
謝れば済むこと、解決策を出すこと
だけではありません。
“相手の思いを聞けた”という
経験を積ませること。
これが、人と人との関係を築く
土台になります。

いかがだったでしょうか?
もし、喧嘩のたびに
「どちらが悪いか」を決め続けていたら…
✔︎子どもたちは、本音を隠すようになる
✔︎関係の表面だけがうまくいくようになる
✔︎本当の意味で“わかり合う力”が育たない
これって子どもたちを育てたことには
なりませんよね?
子どもたちの心を育てたいと願うなら、
今こそ仲裁の視点を変えてみませんか?
「どっちが悪いか」より、
「お互いの思いを伝えられたか」を
大切にしたいですね!
そしてそれが、
子どもたちの“自分らしく人と関わる力”を
育てていく、一番の近道です!

最後までご覧いただき
ありがとうございました!
過去の私のように、
子どもたちがギスギスする関係になる前に
視点を変えましょう!
すると1ヶ月後には、
ほんの少しですが相手の気持ちを
聞こうとする姿勢が見えてきますよ!
ぜひ、取り組んでみて下さいね♪
では、アウトプットの時間です!
今回お伝えした3つの視点の
どれか1つでも良いので
▼公式LINEにアウトプットしましょう!
https://lin.ee/yFjUpVm
人間はアウトプットにより
記憶に残すことができます!
実践して、体験してみて下さい!
今までアウトプットはちょっと…
と遠慮していたあなた!
行動しましょう!
子どもたちに「感想を言いましょう。」
と指導していますよね?
それと同じです!
正解なんてありません。
あなたのこれからの指導のために、
ぜひアウトプットしてみて下さいね♪
▶︎https://lin.ee/yFjUpVm