こんにちは!
がくです☀️!

突然ですが、
あなたは子どもに寄り添えていますか?

この質問に答える時、
どんなことができていたら

寄り添えていると言えるのか、
考えたことはありますか?

そんな「寄り添うこと」についてが
今回のテーマです!

「先生、ぼくなんか、
いなくてもいいんでしょ?」

教室の隅でつぶやいたその言葉に、
私は一瞬、言葉を失いました。

その子は、支援が必要な
特性をもっていました。

みんなと同じように
できないこともある。

毎朝、登校するだけで
エネルギーを使い果たしてしまうような日々。

私は「わかってあげたい」
と思っていました。

でも、今思えば、それは
“わかってるつもり”だったのかもしれません。

「大丈夫だよ。」
「先生は味方だよ。」

そう声をかけながら、
私はその子の心に手を伸ばすことに
失敗していたのです。

「寄り添う」って、
どういうことでしょうか?

優しい言葉をかけること?
同じ目線になること?
励ますこと?

それとも、
そっと見守ること?

たぶん、それは全部“正解”だけど、
全部“正解じゃない”のかもしれません。

こんな経験はありませんか?

「大丈夫?」と聞いても、
子どもが黙り込んでしまって、
話すができなかった。

励ましたのに、なぜか
余計に落ち込んでしまった。

必要な支援のつもりが、
コントロールになっていた。

そんなとき、
私たちはつい焦ります。

「どうにかしなきゃ。」と。

でも、それが子どもにとって
プレッシャーになることもあるんですよね。

私たち大人は、失敗したくない。
子どもを傷つけたくない。

親や同僚に「うまく関われていない」
と思われたくない。

「正しく寄り添いたい」
その気持ちが強すぎると、

実は“寄り添いすぎて”
しまうこともあるんです。

子どもが一歩を踏み出す前に、
大人が十歩先を走って
「こっちだよ!」と手を引いてしまう。

でも、その道は本当にその子が
進みたかった道なんでしょうか?

「どうしたい?」

そう聞かれることの少なさに、
子どもたちは気づいています。

「今日の活動、どう感じてた?」
「あの時、どんな気持ちだった?」
「今は、どんなことがしたい?」

答えがすぐに
返ってこなくても大丈夫。

沈黙の時間も、
大切な“対話”です。

「こたえを出す」ことより、
「こたえを探す時間を共にする」こと。

それが、寄り添うということでは
ないでしょうか。

私たちが「寄り添う」時間の中で
得られるのは、
すぐに見える成果ではありません。

けれど、少しずつですが、

✔︎自分の気持ちを信じられるようになる
✔︎わかってくれる人がいると思えるようになる
✔︎少しずつ、自分の考えで進めるようになる

そんな“小さな芽”が、
確実に育っています。

寄り添うことは、
指示を減らすことじゃない。

甘やかすことでも、
見守るだけでもない。

その子が自分を感じる時間
を邪魔せずに、

そっと横にいることこそが
『寄り添う』ということだと思います。

私たちはどうしても、
こたえを求めすぎてしまう。

「どうすればいいのか。」
「これで正しいのか。」

でも、子どもたちにとって
本当に大切なのは、

「正しいこと」よりも、
「一緒に考えてくれる人がいる」こと。

寄り添うとは、
「君が自分で選べるようになるまで、
私は隣にいるよ」という姿勢。

もちろん、うまくいかない日もあります。
こたえが出ない時間も、たくさんあります。

でも、それでいいじゃないですか!

その時間を共に過ごすことこそが、
本当の寄り添いだと、私は思います。

あなたも、そんな風に
子どもに寄り添ってみませんか?

いかがでしたか?

子どもがうまくいかなかったとき、
まず「どうしたい?」と聞いてみませんか?

そして、こたえが出なかったとしても、

「そっか」と受け止めて、
しばらく一緒に沈黙してみてください。

その時間の中に、
「先生が寄り添ってくれた!」
と子どもが感じる瞬間がうまれますよ!

最後まで読んでいただき
ありがとうございます!

これを読んでいるあなたも
きっと普段から寄り添うことを

意識しているのでは
ないでしょうか。

さらに子どもの心に近づけるように
どのように意識しますか?
▶︎https://lin.ee/yFjUpVm

あなたの暖かい気持ちを
お待ちしています!